編集長からの挨拶

編集長 西田 一裕

こんにちは編集長の西田です。当サイトは「介護を分かりやすくして1歩先へ」をコンセプトにサイト運営を行っていきます。介護業界は他の職種に比べても人不足、今後はその流れは強くなり、需要の割には供給が追いつかない状況にあります。私たちはミクロの視点(現場目線)で1施設ごとに情報提供し解決サポートを行っていきます。

マクロ視点だけでは介護は変わらない

国が条例を作り、助成金でカバーしていく。しかし1部の大手にしかその恩恵は少ないのかもしれません。日本は中小企業が多く、大企業も1部の業務は中小企業に委託している状況です。つまり現場で何が行われているかを把握せずにマクロ戦略を進めても効果が薄いと感じています。私たちは数少ないミクロ視点(現場目線)での情報を配信していきます。例えば施設に対して改善命令を国が出したとします。しかし全ての施設において実施できるかどうかは謎です。介護をしてもらうのであれば、そこでどんな人が働いていて、どんな人が経営をしているのが分かることのほうがよっぽど重要ではないでしょうか。

時間がかかっても一つ一つ解決する

私たちはサイトでの情報配信のみをやっている会社ではありません。各施設に対して情報提供をして、取材した内容を元に改善提案を行う機能も持っています。1つ1つの施設様と長く深く付き合っていくことでシナジーが生まれ、それがミクロからマクロへの良い影響となり日本が良くなると思っています。

各施設は情報不足

私が非常に感じているのは、各施設は情報収集をマメに行っていないということです。介護業界の抱えている問題は多く、重要ポストに付いている人が日々情報を集めるのが限界に来ていると思っています。またIT化の遅れによって現場遅延が発生してしまっており、情報システム室のない施設は時代に取り残されていっている状況です。それによって税金が無駄になる割には現場効率が上がらない側面も出てきていると私は思っています。

終わりに

私もいつか介護のお世話になる日が来るでしょう。その時に昔の自分が「20年後の未来を創る」動きをしていて良かったな〜!って思えるシゴトをしていきたいと思っております。先の長い話にはなりますが、まずは目の前のクライアントと向き合って進めていければと思います。